中華食堂一番館(浅草ROX前店)のメニュー一覧。日高屋飲み凌駕の安さ

底辺飯

(中華食堂一番館・浅草ROX前1階 2階店)

 

日高屋によく行く。安いからだ。ラーメンやチャーハンなども無論安くて中々美味しいのだろうが、ご飯系はあまり頼まない。いわゆる日高屋ちょい飲みをしにいくのだ。いや、「ちょい」などと可愛く言って取り繕うのはやめよう。しっかりと飲みにいく。

キリン一番搾り(生)の中ジョッキが330円、レモンサワー・ウーロンハイ・緑茶ハイが280円。それに、餃子3個(130円)やメンマ(120円)などおつまみも格安。一人カウンターに腰掛けてそれらを飲んだり食べたりするわけだが、こうして改めて文字にするとなんとも貧乏たらしいことに今気付いた。だが、それもまた良いのだ。というか、本当にお金がないのだから仕方がないのだ。

さて、そうした日高屋ライフにちょっとした変化が起きた。中華食堂一番館という存在に気づいてしまったのだ。

 

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中華食堂一番館とはなにか。日高屋との関係は

これは日高屋系列のお店ですね~とすぐにピンときた。普通に違っていた。経営母体は「株式会社KVC一番館」という中野区に本社を構える会社で、日高屋を運営する「株式会社ハイデイ日高」とは別会社であった。

株式会社KVC一番館の設立は2005年で、その年に池袋と阿佐ヶ谷に中華食堂一番館を出店している。その後2013年から本格的にチェーン展開するようになり、新大久保や中野、桜丘町などに出店するようになったようだ。

少々、長ったらしくなってしまうが、2018年5月時点のお店一覧を紹介しておく。「六本木、仙川、吉祥寺、浅草、池袋、中野、新小岩、八王子、歌舞伎町、西武新宿、新大久保、桜丘町、高円寺、代々木、目黒、阿佐ヶ谷、神保町、東陽町、高田馬場、イオンモール吉川、川口、本厚木、長野駅前、長野東急ライフ」などである。

 

中華食堂一番館のアルコール&ソフトドリンクのメニュー一覧。とにかく安い

樽生クリアアサヒ(中ジョッキ)200円・税込み

 

さて、浅草店に行ってきた。場所はロック座やドンキホーテがある並びから一本、国際通り方面に折れたところ。曲がる場所はツタヤのある小道。もともとは日高屋があった場所といえばピンとくる方もいるだろう。とにかくドリンク系のメニューがべらぼうに安い。

 

【アルコール系メニュー&ソフトドリンク系メニュー一覧】

樽生 クリアアサヒ(中ジョッキ) 200円
ハイボール(中ジョッキ) 150円
酎ハイ(中ジョッキ) 150円
生ビール スーパードライ(中ジョッキ) 300円
紹興酒(燗・冷) 400円
日本酒(燗・冷) 400円
黒ホッピー 350円 焼酎のみ 150円
アサヒスーパードライ(中瓶) 450円
コーラハイボール・ジンジャハイボール・リアルハイボール・カルピスハイボール 250円
コーラサワー・レモンサワー・ジンジャエールサワー・ウーロンハイ・緑茶ハイ・カルピスサワー・リアルゴールドサワー 250円
ソフトドリンク全品80円(カルピス・コカコーラ・カルピスソーダ・ジンジャエール・リアルゴールド・ウーロン茶・緑茶)

 

これで勝てる。そう思った人も少なくないだろう。私はメニューを見た瞬間、とっさに天を仰いでしまったように記憶している。周りに誰もいなければ、膝から崩れ落ちてさめざめと泣いていたことだろう。

日高屋飲み勢として嬉しいのは、クリアアサヒ(200円)、ハイボール(150円)あたりである。これで本当によいのかしらという安さだ。緑茶ハイやウーロンハイといったレギュラー陣も、日高に比べて30円安いというのも地味に嬉しい。ウーロンハイを頼んだ。さて、味はどうだろう。

 

普通のウーロンハイだ。250円で普通のウーロンハイが飲める。

次は何を頼もうかとメニューを繰ったところ酎ハイ(150円)が目に入った。私は普段、酎ハイを飲まない。酎ハイというものが何なのかよく知らないからだ。が、中華食堂一番館は150円という、JRA座り飲み勢、激震の価格。頼まずにはいられなかった。

 

無味無臭だった。これをどう捉えるかは各人によるだろう。

さて、写真に見切れてしまったようにチョリソーも注文した。ということで、ご飯やおつまみメニューも見ていこう。

 

中華食堂一番館(浅草店)の食事&おつまみ系メニュー一覧

 

中華食堂一番館(浅草店)のメニューを全て紹介する。余程のことがない限り、読み飛ばして良いだろう。まずはラーメン系から。

【ラーメン系メニュー】

かけらぁ麺 290円
コクだし中華そば 420円
とんこつらぁ麺 480円
黒醤油らぁ麺 420円
味噌らぁ麺 500円
辛味噌らぁ麺 600円
炙り叉焼麺 500円
辛味つけ麺 600円
スタミナとんこつ600円
辛味らぁ麺 450円
広東麺 500円
うま塩タンメン 480円
酸辛麺 500円
つけ麺 550円
五目あんかけ焼きそば 500円
大盛・替え玉 80円

お得セット
半炒飯 250円
ミニ麻婆丼 250円

餃子
餃子4ケ 150円
餃子6ケ 190円
肉汁大餃子3ケ 250円
肉汁大餃子5ケ 380円

ラーメン系のメニューだけで、これだけあるので迷ってしまうだろう。安さとしては、かけらぁ麺が290円という点、餃子4ケが150円という点、大盛や替え玉が80円という点だろうか。酸辛麺や五目あんかけ焼きそばといった変わったメニューがあるところも良い。続けて炒飯、丼もの・定食系も見ていこう。

 

 

【炒飯・丼もの・定食系メニュー】

チャーハン系
炒飯 370円
プリプリ海老炒飯 500円
焼肉スタミナ炒飯 600円
うま辛炒飯 420円
イカと海老チリのオム炒飯 650円
和風黒炒飯 500円
唐揚げ炒飯 550円
麻婆炒飯 500円
肉あんかけ炒飯 500円

丼もの系
焼肉スタミナ黒丼 450円
焼肉スタミナ赤丼 450円
五目中華丼 450円
麻婆丼 450円

定食系
W餃子定食(餃子12個) 580円
豚肉とキクラゲの玉子炒め定食 600円
スタミナ肉野菜定食 650円
選べる・鶏唐揚げ定食 620円
レバニラ炒め定食 600円
青椒肉絲定食 650円

お得セット
かけらぁ麺&半炒飯セット 530円
黒醤油らぁ麺セット 650円
広東麺セット 730円
チャーハン&ミニらぁ麺セット 520円
麻婆丼&ミニらぁ麺セット 600円
中華丼&ミニらぁ麺セット 600円

プラスメニュー
ミニらぁ麺 160円

炒飯や丼もの、それに定食系もリーズナブルな価格帯になっている。とりわけ、かけらぁ麺&半炒飯セット(530円)は嬉しい安さだ。最後におつまみ系も見てみよう。

 

【おつまみ系メニュー】

枝豆 180円
味付けザーサイ 180円
砂肝の冷製 180円
うま辛キムチ 180円
中華風冷奴 200円
おつまみ唐揚げ 260円
おつまみ3点盛り(味玉・チャーシュー・キムチ) 300円
カリカリポテトフライ 300円
チョリソー 350円

中々の安さ&中々のバリエーションだ。日高屋では餃子3個かメンマかキムチなどを頼んでいたが、こちらでは砂肝の冷製や中華風冷奴などが、はかどりそうだ。無類のソーセージ好き故に今回はチョリソーを頼んでみた。

うっめえ!!!! 

普通に美味しい。生来の貧乏舌がために、気の利いた表現はできないが、ドンタコスを思い出してもらえればそのスパイシーさが伝わるだろう。本当に気の利いていない表現で己でも驚いたが、スパイシー加減は似ている。あと、インド料理のサモサにも味は似ている。書けば書くほど、どんな味なのか伝わりづらくなりそうなので、この辺りにしておこう。

さて、お会計はいくらになっただろうか?

 

「チョリソー・クリアアサヒ・チューハイ・ウーロンハイ×2」で1200円である。安いね。嬉しいです。近頃はせんべろと言っておいて普通に2000円ほどかかるお店紹介もあるが、これぞ真のせんべろと言えるのではないだろうか。

 

まとめ

よく一人飲みをする。一人飲みをする際のお店選びは、①気軽に入れる②居心地が良い③安い。この三点しかみていない。美味しさや接客の良さなどは気にしたことがない。むしろ接客は悪い方が良いまである。日高屋はこの三点をしっかり押さえていた。気軽に入れる点と安さはいわずもがな、過剰ではない接客やほんのりとオレンジ色の店内照明も寄与して、居心地の良さもあった。吉野家や富士そばなどもちょい飲みを推し進めているが、これらで飲もうと思ったことはない。店内がいやに明るいし、お酒を飲むには、なんとなく居心地が悪そうだからだ。日高屋であれば、ちょいと長居しても良さそう&ほんのり暗めの照明があって居心地が良かった。今回行った中華食堂一番館はちょいと店内の照明が明るく、ごはん屋さんというイメージが少しだけ強かった。だからこれからも日高屋にも行く。が、安いから中華食堂一番館にも行く。日高屋飲みをしていた方は、ぜひ、中華食堂一番館という手札を新たに加えてほしい。

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