業務スーパーで買うべきおすすめの食材 底辺飯のすすめ

底辺飯

私のように影身にまで生活困窮感が染み付いてきた人にとって、業務スーパーはまさに頼みの綱となる。ただ、何でもかんでも安いというわけではなく、中には他店の方がお得の品もある。もちろん、安いものは破滅的に安い。そこで私のように年がら年中、手元不如意という方向けに業務スーパーで買うべきおすすめの食材をまとめてみた。栄養や味といったワンランク上のことにこだわりを持っている方々にとっては参考にならないかもしれない。安くてお腹いっぱい、そんなことをベースに食材を紹介していきたい。

 

働く男のエネルギー源 「パスタ乾麺」

お値段 87円

業務スーパーで買うべき食材の筆頭は何といってもパスタ麺だ。これだけを買うために通っても良いだろう。上画像のパスタは「spighe di campo」というイタリア産のパスタらしいが、正直気にしたことはない。日頃から貧乏していると自ずと食費にもお金をかけられなくなり、結果貧乏舌、食べ物であれば基本的に美味しく食べられるというメリットがある。一応、カロリーなどを記載しておくと、画像の1.4mmのものは、100gあたり、エネルギー358kcal、タンパク質12g、脂質1.3g、炭水化物73g、食塩相当量0g。

ちなみに、麺の太さは1.2mmから2mなど結構なバリエーションがある。おすすめは1.2mmや1.4mmなどの細めタイプ。太めのタイプだとなぜだか知らないが食べている最中に食傷気味になってしまうが、細めだとなりづらい。加えて、何だかオシャレな感じがするし、飽きたら冷製パスタという選択肢も取れる。

お金なし&料理する気もあまりなし、という私のような方は、畢竟、同じ食材を延々と食べる羽目になるので、いかに飽きないようにするかが肝心となる。パスタであれば、パスタソースをかけるだけなので簡単&味のバリエーションもつけやすく、何より安いという一石何鳥もある食材となる。

米は炊くのが面倒なので、このパスタ麺を主食としている。こればっかり食べているので日常的カーボローディングのような形になってしまっているが、労働者にとってカロリーは、避けるものではなく、積極的に摂取していくものといえるだろう。

 

魔法のタレ 「たっぷりミートソース」

お値段 78円

原材料名 野菜ペースト(トマト、にんにく)、玉ねぎ、ひき肉(豚肉)、佐藤、豚脂、食塩、小麦粉、デミグラス風調味料、ビーフエキス、香辛料など。

栄養成分(1袋あたり) 220kcal、タンパク質8.6g、脂質8.6g、炭水化物27.1g、ナトリウム2177mg、食塩相当量5.5g

 

パスタ麺を買ったらパスタソースも買わなければならない。これさえあれば、パスタ麺を茹でてこれをかけるだけなので、とてつもなく簡単に一食にありつける。一食あたりの値段はもちろん安い。パスタ乾麺を半分(250g)使ったとしても、このたっぷりタイプであれば二回分いけるので、一食あたり82.5円である。

ハチ食品(Hachi)というメーカーが出しているもので、パッケージによれば完熟トマトを使い、玉ねぎとひき肉をじっくり煮込んだ味わい深いミートソースだという。「Hachi パスタソース」などで検索するとサジェストに「まずい」と出るが、まずいと思ったことは一度もない。正直、レトルトのミートソースにうまいもまずいもないとまで思っている。

ミートソース以外にも、「たっぷり・彩り野菜のトマトソース 260g」、「 たっぷり・明太子クリーム 260g」、「 たっぷり・きのこチーズクリーム 260g」、「たっぷり・チキンクリーム 260g」などバリエーションは豊富にある。が、おすすめは285gのものだ。理由は、このソースで2食分食べようと思った時に、ソースが260gだと少々足りない感じになってしまうからだ。285gのものであれば、2回はいける。285gのものは、ミートソースの他に「たっぷり・ナポリタン 285g」「たっぷり・カルボナーラ 285g」がある。しかし、やっぱりおすすめはミートソース。味が濃い&飽きがきにくいからだ。

飽きがきにくい理由は、そもそもミートソースそのものがそういう食べ物というのもあるが、ちょっとしたバリエーションを付けやすいというのもある。

その一つが、ペペロンチーノ&ミートソースだ。パスタを茹でている間に、にんにくをみじん切りorスライス状にしておいて、コンロが空いたらフライパンに油を入れてにんにくを投入。油ににんにくの香りを移すというのが、これまでの定石だったようだが、某パスタ研究家が試してみたところ、油にはほとんどにんにくの香りは移らないことが分かったそうなので、何も気にせずにんにくがきつね色になるまで炒めるだけで良い。きつね色になったら茹で上がったパスタを投入して、塩をふりかける。茹で汁を少し入れて乳化させるといいというが、正直、私には違いは分からない。何にせよ、にんにくと油が全体に馴染んだら、簡易的ペペロンチーノが完成し、そこにミートソースをかける。麺をにんにく味にしているので、パスタソースは少量で良い。一袋で、4,5回はいけるだろう。このパスタソースの節約と味変ができるというのが、ペペロンチーノミートソースの良さだ。

長くなってしまったが、簡単にいえば、このパスタソースは生活必需品というわけだ。

 

貴重なタンパク源 「極小粒 納豆」

お値段 45円

メーカー 株式会社ヤマダフーズ+K

栄養成分(1パックあたり) エネルギー83kcal、タンパク質6g、脂質3.5g、炭水化物6.8g、食塩相当量0.7g

 

お金がないとタンパク質の摂取が容易にはできなくなってくる。肉・魚系は値段からして嗜好品のような気がしてきて中々、手を伸ばしづらくなってしまうからだ。肉のハナマサにいけば、100gあたり60円代あたりの鶏肉が手に入るが、それでもなぜか罪悪感がある。

そんな欠乏しがちなタンパク質を補ってくれる味方が納豆だ。しかも、極小粒納豆は3パック入りで45円という、何がどうなってそんな値段になっているのか分からないほどの低価格である。

ちなみに納豆は日本だけの伝統食材ではなく、世界各地に似たような形態のものがあるという。世界各地の先人たちが脈々と受け継いできたというだけでも、信頼に足るものがある。だから、納豆を食う。デメリットを強いてあげれば、米を炊かないので、そのまま食うぐらいしかないという点だ。納豆パスタにする、あるいは冷奴にかけるといったバリエーションの付け方もあるのかもしれないが、なぜかあまり美味しいと感じない。結果、現在はそのまま食べるという結論に至っている。何か、革新的な食べ方が思いついたときには続報を出したい。

 

とりあえず買っとこうかしら 「濃厚豆乳 絹ごし」

お値段 26円

原材料名 丸大豆(遺伝子組換えでない)、凝固剤(塩化マグネシウム〈にがり〉)

内容量 300g

メーカー 株式会社ハギワラ 栃木工場

 

納豆と同じく貴重なタンパク源だが、それよりも何よりも26円という悪魔的安さ。買うのが申し訳なくなってくるほどだ。味噌汁にでも入れれば良いのだろうが、味噌を持っていない。だから白菜やねぎなどが手に入ったときに、湯豆腐にして食べる。旨すぎ。安すぎ。

 

まずはお腹をいっぱいにしよう 「フレッシュ モヤシ」

お値段 19円

メーカー 株式会社大祐

 

何の栄養価もないように思えるもやしにも、たんぱく質、カリウム、カルシウムといった栄養が入っているという。だが、もやしを構成する化合物の大部分は水なので、栄養満点とはいかないだろう。が、もやしを買う時に栄養まで気にするというのは少々図々しい気がしないでもない。もやしは、とにかくお腹を膨れさせてくれる大正義なのだ。炒めたりスープに入れたりするのだろうが、もやしを入れた途端、なぜだか多くのものが、もやしくさくなってしまう。炒め物しかり、スープ然り。とはいっても、それぐらいしか思いつかないのだが、個人的には調理中につまみ食いする生のもやしが一番美味しいと思っている。

 

主食はパスタ 「のどこしなめらか ゆでうどん」

お値段 19円

内容量 180g

メーカー はつかり麺株式会社

 

パスタばかりでは流石に飽きてくる。同じものばかりを食べて飽きが来てしまったときは、当分、その食品を見るのも嫌になってくるので、代償がでかい。だから、パスタのヘビーローテーションは極力避けるべきで、そのための伏兵となってくれるのが、はつかり麺さんのうどんだ。ちなみにそばもあるが、食べごたえという点でうどんをよく求める。ちなみにはつかり麺さんは、フレッシュ モヤシの株式会社大祐さんの関連企業というから、何だか嬉しくなる。はつかり麺という企業名にも並々ならぬ輝けるセンスを感じる。「はつかり麺さん」は口に出して読みたい日本語のひとつといえる。

 

欲望を押さえ込んでくれる 「QUALITY COFFEE 炭焼き」

お値段 28円

メーカー 株式会社日本サンガリア ベバレッジカンパニー

 

普段、切り詰めて切り詰めて生活をしていると、ふとした瞬間に焼肉屋でしこたま肉を食べたりケーキ屋でホールケーキを買ってしまうことがある。そんな破れかぶれの暴挙は無論、家計に致命的打撃を与えるので避けるべきである。だから、欲望は少しずつ小出しにして、解消していく必要がある。我慢し続けるのではなく、たまには息抜きが必要というわけだ。ちょっとした息抜きの代名詞といったら、コーヒーになるわけだが、別にそんな理由ではなく、甘いもの&嗜好品というのが丁度良い塩梅なのだ。値段は28円という世紀末的な安さながら、缶コーヒーという甘い贅沢品を購入したという事実が、思わぬ満足感をもたらしてくれる。もちろん、貴重な糖分の補給にもなる。欲望が爆発しそうになったらまずは業務スーパーに行こう。

 

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まとめ

まとめると、業務スーパーで買うべきおすすめの食材は、パスタ麺、パスタソース、納豆、豆腐、もやし、うどん、たまに缶コーヒーだ。

各品物の写真を、背景を無駄にぼかしたりして、意味もなくかっこつけたものにしてしまったのは、日々の生活を助けてくれる品々に対するリスペクトゆえの出来事として目こぼししてほしい。ちなみに、今回紹介した品物(上の写真。パスタ麺、もやし、うどんは2品ずつ)の合計金額は、461円である。これだけ多くの品物を求めて461円。

また、今回紹介した品物以外にも、800gのそうめんや二桁代の紙パックジュースなどもある。それらもまた紹介していきたい。

業務スーパーには本当に助けられている。業務スーパー万歳。

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