中華料理屋専門の口コミサイト「はおちーず」の口コミが見ててほっこりする

「はおちーず」(好吃族)とは?

インバウンドという言葉を聞くようになって久しい。バブル崩壊以後は成長鈍化気味(1994年の名目GDP約502兆円、2016年の名目GDPは約537兆円)の日本経済を活性化させる一つの手段として注目されている。

景気とは商品やサービスを売ったり買ったりする行為を指すという。景気が良いというのは、商品やサービスをたくさん売ったりたくさん買ったりしている状態と言われている。つまり、一人あたりが使うお金の量が増えるか、お金を使う人そのものの数が増えれば、お金の循環が良くなるわけだが、将来の不安を抱えて倹約に努めてきた私達が来月から急に散財しだすとは思えないし、人口減が明日明後日に解決できるような問題とも思えない。

しからば、それらの問題を改善していくことも必要だけども、同時に海外の方々――訪日外国人の方々に来てもらって、日本を楽しんでもらおう(対価としてお金を使ってもらおう)というのがインバウンドというわけだ。

世界には200カ国近い国が存在する。訪日外国人というのでは少々大づかみ過ぎる。どの国の方々が日本に来ているのだろうか?

日本政府観光局(JNTO)によれば、2016年に日本に来た海外の方々の数は全体で24,039,700人。その内、中国からは6,373,564人。何となく多そうなイメージのあるアメリカは1,242,719人だ。1位は中国。日本に来た海外の方々の約26.5%が中国の方々というわけである。

前置きが長くなってしまった。ここで件の「はおちーず」が出てくる。

海外旅行に行った方ならば、渡航先にも関わらずなぜか日本食を食べてしまった経験があるだろう。中国の方も同じようで、日本に来て日本の中華料理店に入ることが少なくないのだという。

そうした方々はどこでお店を探すだろうか? 日本人であれば食べログでも見て探せば良いだろうが、我々が渡航先のお店を探そうとして現地語のサイトを見てみてもちんぷんかんぷんのように、日本語が分からなければ食べログなどの日本語サイトは役に立たない。であれば、ツアーコンダクターか本国で買ったガイド本に頼るより仕方ないわけだが、そうしたところに一石を投じようというのが、はおちーずである。

はおちーずとは、日本にある中華料理店専門の口コミサイトである。その口コミを日本に住んでいる中国の方々が書いているというのがポイントだ。口コミは中国語で書かれている。訪日中国人の方々も、これなら日本にある中華料理店の情報を収集できるというわけだ。

中国の方々が書いて中国の方々が見る。それならばその中で完結しているようにも思えるが、私達日本人も見る価値がある。理由は単純、はおちーずのサイトによれば、ディープラーニングによって、日本に住んでいる中国の方々の口コミが日本語に翻訳されているからである。

つまり、日本にある中華料理店を本場の方々が評価してくれて、それらを見られるというわけだが、ディープラーニングというのが、まだまだ発展段階のしろもの。それがために、思わずあらあらと言っちゃうような翻訳や何だかほっこりしちゃうような翻訳が少なくないのだ。そんな口コミを紹介してみたい。

「はおちーず」の口コミ画面

①魚の心が食べたくて

タイトル 魚の心が食べたくて

しばらく近くで四川料理を食べていませんでしたね。昼食時の水煮魚定食、魚肉肉汁は柔らかく、スパイシーな味付けをしてもっと刺激味蕾。小さい頃から魚の魚の私は更に好きで、価格もまずまず手頃です。

新進気鋭の現代アーティストの作品のようなタイトルだ。魚の心臓ということだろうか。スパイシーな味付けを表現するときに、味蕾という言葉を使うところは素直に表現の勉強になる。ちなみに、原文はこちら。

タイトル 一颗想吃鱼的心

好久没在附近吃四川料理了呢。午餐时间点了份水煮鱼定食,鱼肉肉汁鲜嫩,经过麻辣的调味后更刺激味蕾。从小爱吃鱼的我不能更喜欢,价格也还算实惠。

ねばねばの小さい災いを食べられる

タイトル 火鍋という年は四季を通して、ねばねばの小さい災いを食べられることができる

もし何か鍋で解決できないことがあったら、ある話、それは二度。どんなに寒い冬が来て鍋には、猛暑の夏エアコンを吹いて鍋を食べていても、は人生の一大の楽しみ

ねばねばの小さい災いを食べたことがある人はいるのだろうか。原文から考えると、今年は火鍋を食べられるが、ちょっとだけ脂っこい感じ、といったところだろうか。寒い冬の火鍋(辛味のある鍋料理)はうまいし、夏にエアコンをきかせながら食べる火鍋もうまい。そんな風に思わせてくれるぐらいここの火鍋はうまいなぁといったところだろうか。原文下記。

タイトル 火锅这种一年四季都可以吃不腻的小祸害

如果有什么事是不能用一顿火锅来解决的,有的话,那就两顿。不论是寒冷的冬天来上一锅,还是在炎炎夏日吹着空调吃着火锅,都是人生一大享受啊

体験を体験に持ってきた究極の美味を体験しよう

タイトル 体験を体験に持ってきた究極の美味を体験しよう

四川料理の追求者として、自分の帰属を探し当てているようです。生唾とビビンバの麻婆豆腐は、味も味も味も非常に生粋だ。山椒、唐辛子、八角、などの香辛料の鍋に集まって、豆腐の完璧な融合に。

体験が多い。味が多い。しかし、山椒、唐辛子、八角と豆腐の融合という字面だけでも美味しいマーボー豆腐であろうことが分かる。

タイトル 体验香辛料带来的极致美味吧

作为一名四川料理的追求者,仿佛找到了自己的归属。口水鸡和石锅麻婆豆腐堪称一绝,不论色泽辣度还是味道都非常的地道了。花椒,辣椒,八角,等等的香辛料汇集在一锅里,与豆腐完美的融合在了一起。

非常に不思議なスパイシーパーマ

タイトル 非常に不思議なスパイシーパーマ

国内の激辛と同様に熱い。食べる食材も自分で選んだ、辛い度、私は一般的な選択で、辛いということができる。食材のかごには新鮮な陳列が新鮮で陳列され、インスタントラーメンも。香っにいっぱいある香りが鼻をつく。1碗の人はすべてほかほかとした。スパイシーパーマは本当に奇怪なものだ。

いや、自分でもスパイシーパーマを奇怪なものだと思ってたんかい! と突っ込みたくなるが、原文を見てみるとスパイシーパーマは、マーラータン(旨味の効いた薬膳スープに様々な具材や麺をトッピングする食べ物)であることが分かる。よくよく読んでみれば、トッピングを自分で選ぶ、いわば本場形式のマーラータンを出すお店ということも分かる。

タイトル 神奇的麻辣烫

和国内的麻辣烫一样。要吃的食材都是自己选的,还可以选择辣度,我一般都选择中辣就可以了。食材也很新鲜的陈列在橱柜的篮子里供顾客挑选,还有方便面呢。端上来满满一碗香气扑鼻肆意。一碗下肚整个人都热乎起来了。麻辣烫可真是个奇怪的东西。

まとめ

機械が行うがゆえの面白翻訳を紹介してきたが、よくよくサイトを見てみると普通に参考になる口コミがある。前述したように本場の舌の評価を見られるサイト。

はおーちずは2017年の8月21日に公開されたばかり。食べログも良いが、たまにはほっこりするような口コミを頼りにお店探しをしてみてはどうだろうか。

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