猫好きなら「猫百態―朝倉彫塑館の猫たち―」に行ってみては?

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猫百態とは?

猫百態の読み方は「ねこひゃくたい」。百態とは色々な姿という意味。つまり、猫の色々な姿の彫刻が見られるよという展示企画だ。

 

その色々な姿の猫の彫刻を作ったのは朝倉文夫という明治から昭和にかけて活躍した彫刻家。簡単にこの方の略歴を見てみよう。

朝倉文夫とは?

朝倉文夫が生まれたのは1883年(明治16年)。この年のたった7年前に廃刀令が敷かれたり6年前には西南戦争が起こっていたような時代だ。

 

亡くなったのは1964年。折しも東京オリンピックが開催された年。実は、この猫百態展はこの東京オリンピックに合わせて、開催が予定されていたそうだ。しかし、急性骨髄白血病を発症したため猫百態展が開かれることはなかった。

 

そのときに日の目を見なかった彫刻作品や彫るときに参考にした写真、あるいは朝倉氏が持っていた猫の作品を展示しようというのが、今回の猫百態だ。

 

ちなみに、朝倉氏は東洋のロダンと評されたほど彫刻家。現在の東京芸術大学である東京美術学校出身。学生時代は彫刻作品を作るためのモデル代を節約するために、上野動物園に通って動物のスケッチをしていたそうだ。

 

朝倉文夫の名が世間に知られるようになったのは、1908年(明治41年)辺りからだという。文展に出品した若者の裸体像「闇」が二等賞(第一席)に選出されたのだ。ちなみに文展とは1907年に創設された文部省美術展覧会という官展の略称。その後、帝国美術院展覧会(帝展)、日本美術展覧会(日展)と名称が変更され、さらに2014 年(平成26年)からは、改組 新 日展という名前に変わり、現在まで続いている。

 

朝倉氏は、「闇」の受賞を皮切りに、その後第8回文展まで連続受賞している。中でも、「墓守」、「含羞」、「いづみ」といった作品が有名。

墓守

その後、第10回文展では審査員に抜擢されるほど一廉の彫刻家として認められた。

 

そんな名の知れた芸術家の意外ともいえる一面が猫好きだ。自宅でも猫を飼っていて、15匹ほどがいたこともあったと言われている。「吊るされた猫」「背伸びする」「よく獲たり」「居眠る猫」「親子猫」「たま」「仔猫の群」「餌食む猫」など彫刻作品の題材にもよく猫を用いた。

吊るされた猫

背伸びする

よく獲たり

こうした猫の彫刻が見られるのが猫百態というわけだ。

猫百態の日程・時間・入館料・場所

会期: 2017年9月2日(土)~12月24日(日)

 

開館時間: 9:30~16:30(入館は16:00)

 

休館日: 月曜・木曜だし、11月23(木)は開館し、11月24日(金)は休館。12月25日(月)から1月4日(木)は展示替えで休館)

 

入館料: 一般500円(20人以上の団体は300円)小中高校生250円(20人以上の団体は150円)

 

場所: 朝倉彫塑館(あさくらちょうそかん)

住所: 谷中7丁目18番10号(京浜東北線、山手線、常磐線、京成線、日暮里舎人ライナーの日暮里駅から徒歩5分

 

電話番号: 03-3821-4549

まとめ

朝倉彫塑館は朝倉文夫が居宅兼アトリエとして使っていたところ。建物は国有文化財になっている。その建物を見るのも楽しそうだ。これまで多くの人が猫百態に訪れている。

 

 

 

 

谷中は猫がよく出没するスポットとしても知られているし猫カフェもある。猫好きの人であれば、猫づくしの一日を過ごしてみてはいかがか。

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