Firefoxの機能の一つに「セッションの復元」というものがあった。HTTPはそもそもステートレスなので古いリクエスト情報を記憶しない。だからセッションで情報を記録しておく。例えばブラウザバックのボタンを押せば、以前いたページに戻れるのも、このセッションが記憶してくれているからだ。
そんなことはどうでもいいのだが、Firefoxには「セッションの復元」という機能があり、例えば再起動をした時などは大いに役立ってくれたものだった。再起動やブラウザを誤って閉じてしまったときも「セッションは予期せずに終了しました。セッションの復元を行いますか?」といった文言が出て、すぐに以前の状態に戻してくれる。「このタブはずっと置いておきたいの!」という人にとっては重宝した機能だっただろう。
「前回のセッションを復元」の取り戻し方
その機能がバージョンアップだが「Firefox Quantum」に変えたタイミングだがで、消えてしまっていた。同じ人もいるのではないだろうか。しかし、慌てることなかれ新たなプラグインなどを入れずとも「設定」で30秒ほどで復活できる。「セッションの復元」機能を復元してみよう。
まずは右上の「三」見たいなところをクリック。で、歯車マークをクリック。下の画像参照。
下の画像のページが出てくるので、「前回終了時のウィンドウとタブを表示する」にチェックを入れる。下の画像の赤枠のところ。
これで完了。お疲れ様でした。
ちなみにFirefoxは色々なプラグインが出ていて自分好みにカスタマイズ出来るのが特徴。(Firefox Quantumになってその色が薄くなったが)。おすすめは「New Tab Tools」。新しいタブを開いた時に自分が登録しておいたサイト一覧が表示できる。プラグインをあまり入れすぎると処理速度が落ちるので注意が必要だが、色々といじってみて自分好みのブラウザにしてみよう。
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