浅草寺・金龍の舞ってどんなお祭り?2018年の時間と見どころ

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そろそろ金龍の舞の時期がやってくる。金龍の舞とは正式名称「浅草観音示現会 金龍の舞」のことで、その名の通り、どでかい龍を舞わせて祝う行事のことだ。動画を見てもらえればその雰囲気は伝わるだろう。

 

 

2018年の日程と龍が舞う時間は?

 

日にち 3月18日(日曜日)

時間 1回目:11時30分 二回目:14時00 三回目:15時30分

場所 浅草寺

 

以下は、金龍の舞の起源などを書いていくので興味のある方はどうぞ。

 

そもそも、この金龍の舞とは浅草観音示現会という行事の一部の催し物だ。では浅草観音示現会とは何だろうか? これは単語を一つひとつ分解すれば理解できる。まず「浅草寺観音」。これは、浅草寺が祀っている観音、つまり菩薩様のこと。まぁ簡単にいえば浅草寺がメインで祀っている偉い神様といった感じ。で、「示現」というのは神様が姿を現すこと。で、「会」は、現れたことを記念して祝おうというイベント。まとめると、「浅草寺の御本尊が姿を現したことを記念する行事」というわけだ。

 

さらに詳しく知りたい人は「浅草寺縁起」を読んでみると良いだろう。ちょこっとだけ、浅草寺観音のことを書いておくと、示現、つまり姿を現したのは628年と伝えられている。聖徳太子が亡くなった(622年)の6年後と覚えれば記憶しやすいだろう(する必要ないか)。で、現在の隅田川あたりで漁師をしていた人の網に仏像が引っかかった。こりゃたまげたと土地の偉い人に聞いてみると、聖観世音菩薩の像だと分かり、これを祀った。これが浅草寺の起源と言われている。そして、この像が網に掛かったその日が、3月18日。だから、示現会・金龍の舞も3月18日に奉演されるというわけである。

 

しかし、なぜ金龍の舞? 別に何でもいいじゃないかと思った人もいるだろうが、これは菩薩様が姿を現した日に、「一夜にして辺りに千株ほどの松が生じ、3日を過ぎると天から金の鱗をもつ龍が松林の中にくだった」と伝えられているからだ。このことから、示現の日に金龍の舞を執り行っている。ちなみに金龍だけでなく、「千株ほどの松が生じ」の部分も再現されている。再現しているのは子どもたち。松慈童と言われ、松に見立てた棒をシャンシャン鳴らしながら練り歩く。とっても可愛らしいのでこちらもぜひ。

 

まとめ

浅草寺で行われる金龍の舞の起源や2018年の日程を紹介してきた。ちなみにこの金龍の舞の日に限り、申込みが必要だが、赤い掛け紙の「紅札」が授与される。

 

金龍の全長は18mで重さは88kg。ド迫力の演舞が見られるからぜひ一度はご覧になってほしい。

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