入谷は良いところだ。東京メトロ日比谷線ですぐに上野や秋葉原などの繁華街に出られるし24時間営業している信濃路を筆頭に安く飲めるお店が多数ある。しかし、近所に上野、日暮里ちょっと足を伸ばせば浅草などの有名な街があるため、あまりスポットライトが当たらない感は否めない。とはいえ、そんな入谷にも、鰻で有名な「のだや」や大盛海鮮の店「さいとう」など食通をうならせるお店が多数あり、美味しいラーメン屋さんも少なくない。今回はそんな入谷の美味しいラーメン屋さんを紹介したい。やたらめったら紹介しても仕方がないので6店に厳選した。ぜひ、好みのラーメン屋さんに足を運んでみてほしい。
麺処 晴【煮干し系】
中華そば『入谷 麺処 晴②』Whats Up 麺|https://t.co/hrGSZxEo6B #らーめん #ラーメン #煮干 #拡散希望 #ダイエットは明日から ̨̃̀ͺ̌ pic.twitter.com/QOcs0eHlj9
— え?体調大丈夫?ラーメンbot (@0326Takahiro1) 2018年4月4日
メニュー
中華そば(醤油味) 780円
塩そば 780円
限定濃厚そば 850円
和え玉 200円
豚めし 250円 など
入谷のラーメン屋さんといえば、まずはこのお店を紹介しなければなりますまい、というほどの有名店。ラーメンの種類は煮干し系。煮干し系のラーメン屋さんは数あれど、ここのラーメンが日本一と評するラーメン通もいるぐらいのお店。
スタンダードなメニューは中華そば(醤油味)だ。とにかく煮干しが半端じゃない。スープを含んだ時に広がる煮干しの旨味と鼻から抜けるスッキリとした煮干しの香り。煮干し系ラーメンの一つの理想形といえるのではないだろうか。このスープにストレートの細麺がよく合う。麺のパツパツとした歯切れの良さも心地良い。
具材はミディアムレアの大振りなチャーシューや食べごたえのある穂先メンマなど。これら一つひとつのレベルの高さも光る。
こちらのお店に来たらぜひ注文してもらいたいのが、和え玉(醤油・塩)だ。1玉140g。いわゆる替え玉なのだが、味付けがされているのでそのまま食べても良し、つけ麺風に食べても良しの一品。ラーメンを半分くらい食べて、もう少しイケそうだなと思ったら、従業員の方に声をかけて注文しよう。
和え玉に並ぶ同店もう一つの特徴といえるのが、「限定濃厚そば」。見た目にも分かるほどドロッとした煮干しの超濃厚スープ。濃厚さを例えるのなら天下一品のこってりのような濃度。あちらは豚骨だが、こちらは煮干しでこの濃度。人気商品かつ限定メニューなので遅い時間だと売り切れていることが多い。どうしても食べたい! という時は早めに訪問してみよう。なお、お店は不定休なのでTwitterをチェックした方が良いだろう。
【住所】東京都台東区下谷1-11-7
【営業時間】11:00~15:00 18:00~21:00 [土・日・祝]11:00〜17:00
【食べログURL】https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13143115/
ラーメン長山【鶏豚骨系】
昨日は皆既月食の前にご飯をと、上野に餃子を食べに行こうと向かったら、現在休業中のようでやってなかった😢なので路線変更して鶯谷へ移動、ラーメン長山というお店でラーメンを食べました。大盛り無料で680円、スープが凄く美味しい✨2月から微妙に値上げみたい。 #ラーメン pic.twitter.com/loGUgjMqxL
— Kuma Zipper (@Kuma_Zipper) 2018年2月1日
メニュー
ラーメン 680円
味玉ラーメン 780円
チャーシュー麺 880円
味噌 700円
味玉味噌ラーメン 800円
味玉チャーシュー麺 900円
魚介つけ麺 780円
味玉魚介つけ麺 880円
特盛(つけ麺を除く) 150円
チャーシュー 200円
味玉 100円
のり 100円
バター 100円
コーン 100円
餃子 300円
ライス 100円
ちゃーしゅー丼 180円
キムチ 100円 など
鶯谷南口の陸橋を渡った先にあるこじんまりとしたラーメン屋さん。初見だと中々入りづらいかもしれないが入ってしまえばなんてことはない。家族連れや近所で一杯ひっかけてきたサラリーマンなどの常連客も多くひっきりなしに人が出入りしている印象がある。JRや京浜東北線から「らーめん長山」の看板を見たことがあるという人も少なくないだろう。
スープは濃度の高い鶏白湯と豚骨の合わせスープ。濃厚クリーミー系。豚骨の野性味溢れる旨味と鶏白湯の洗練された旨味をうまい具合に良いとこ取りしたようなスープ。このドロリとしたスープが時折無性に食べたくなることがあるのだ。スープは濃厚系だが不思議としょっぱさやしつこさが低めで、油断したらごくごくと完飲してしまう。気をつけよう。通常のラーメン(680円)は醤油ダレ。味噌も美味しいがまずはスタンダードなラーメンが安牌か。
麺は有名な浅草開花楼の麺。小麦の良い香りが濃厚スープとよく絡みあう。
食券制。麺は細麺か太麺を選べる。大盛り無料。食券を購入して「太麺 大盛」などと言えばつつがないだろう。細麺といっても、九州豚骨系によくある極細系ではなく、普通よりはちょい細いかな?程度。個人的にはもっちり太麺をわしわし食べるのがおすすめだ。
具材はほろほろ系のチャーシュー、輪切りネギ、メンマ、のり。こののりが、また濃厚スープによく合う。
夜の12時まで営業しているお店なので、まずはシメのラーメンで行ってみてはどうだろうか。
【住所】東京都台東区根岸1-3-21
【営業時間】11:00〜24:00 ※スープ切れ次第終了
【食べログURL】https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13045680/
竹ちゃんタンメン【鶏白湯系】
松が谷「竹ちゃんタンメン」!
天一を思い出す濃厚さ。
ごちそうさま pic.twitter.com/3tC74UhEiH
— パナマツ (@panamatsu0509) 2017年6月8日
メニュー
竹ちゃんタンメン 780円
竹ちゃんタンメンブラック 980円
竹ちゃんタンメン野菜マシ 880円
竹ちゃんタンメン肉マシ 980円 など
言問通りと合羽橋通りの交差点にあるタンメン屋さん。黄色い看板が特徴。入谷駅から歩くと出口1から出て10分ほど歩くことになるのだが、近くに駅がないので入谷か浅草が最寄り駅になる。
スープはサムゲタンを思わせるような鶏白湯ベース。タンメンや鶏白湯というとあっさり系を想像するかもしれないが、竹ちゃんのタンメンはこってり濃厚系。鶏の旨味がこれでもかと溶け出したスープに食べごたえ満点の太麺が絡み合って抜群に旨い。お店の張り紙いわく「丸鶏をじっくり煮込んで、つぶしてこさない、独自の製法で仕上げた濃厚スープ」という。ハマる人はがっつりハマる。ここのタンメンが一番うまいという人もいる。
具材は炒めたもやし、キャベツ、ニラなどがどっさり。野菜マシにするとラーメン二郎のごとくどっさりと乗せてくれる。これは野菜をたくさん食べてほしいというご主人の心意気であろう。ご主人の元気の良い接客も評判。店を後にするときには、がっつりタンメン&元気なご主人でエネルギーを充填できるだろう。
【住所】東京都台東区松が谷4-25-7
【営業時間】【月~金】11:00~20:00【土・日・祝】11:00~~20:00
【食べログURL】https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13154795/
中華そば 七麺鳥【鶏系】
今年の個人忘麺会はやはり2018ベストラーメンの七麺鳥さんでした!! pic.twitter.com/H4UVvFMbbv
— としこ (@matsuknek) 2017年12月28日
メニュー
醤油ラーメン 750円
背脂醤油ラーメン 750円
味玉醤油ラーメン 850円
特製醤油ラーメン 1000円
塩ラーメン 770円
味玉塩ラーメン 870円
特製塩ラーメン 1020円
濃厚背脂味噌ラーメン 800円
濃厚背脂特製味噌ラーメン 1050円
濃厚背脂味玉味噌ラーメン 900円
味玉 100円
チャーシュー 380円
山盛もやし 250円
絶品卵ごはん 300円 など
醤油・塩・濃厚背脂味噌・つけ麺・まぜそばなどバリエーション豊かなラーメンが食べられるお店。色々な味や種類を出しているお店というとあまり良い印象を持たない人もいるかもしれないが、こちらのお店のものは、全てのものを高レベルで提供している。
スープは丸鶏から抽出した出汁に一晩寝かせた昆布としいたけの出汁を合わせたもの。おすすめは醤油と濃厚背脂味噌。醤油ラーメンはスッキリとした飲み口の淡麗系ながら旨味はバッチリという申し分ないスープ。醤油の中でもとりわけ「背脂醤油ラーメン」が旨い。醤油ラーメンなのだから当然スープの色は茶色なのだが、背脂醤油ラーメンはぱっと見ると白い。あれ?塩頼んだかな?と思ってしまうぐらい白い。いわずもがなたっぷりと浮かべられた背脂の色だ。この背脂の甘味と醤油スープが抜群の相性としか言えない。このスープに浅草開花楼の細麺がまたよく合う。さらには鶏胸肉と豚のロースのレアチャーシュー。もう言うことなし。濃厚味噌も人気なので何度も足を運んでメニューをコンプリートしたくなるお店だ。
【住所】東京都台東区根岸2-18-23
【営業時間】【月〜金】11:00〜14:30 18:00~22:30 【土日祝】11:30〜15:00 18:00〜22:30※日は21:30
【食べログURL】https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13171772/
入谷大勝軒【豚骨魚介系】
今日は東京で独りの休日。
天気悪いので、ランチは近場で入谷の大勝軒。
なんだか落ち着くな^o^ pic.twitter.com/qFWSpx6N5P— ゼッキーHH (@Oh_Zeki4527) 2016年9月22日
メニュー
中華そば 680円
こく中華 730円
メンマラーメン 960円
チャーシュー麺 980円
大盛中華そば 830円
特製もりそば 700円
こくもり 730円
あつもり 700円
もりメンマ 980円
ネギシャーシューメン 700円
担々麺 750円
大勝軒の暖簾分け店。大勝軒の暖簾分け店といってもお店によって味がまちまちの部分もあるが、こちらのは煮干しの甘みと豚骨の旨味がすっきりと合わさった軽い飲みくちの醤油スープ。煮干しの甘みと豚骨の旨味がうまく合わさったスープだ。具材は卵、メンマ、チャーシュー、のり、ナルトといった定番のラインナップ。なんだか安心する味だ。
【住所】東京都台東区入谷2-15-4
【営業時間】11:00~15:00 17:00~21:00
【食べログURL】https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13053697/
喜粋【鶏&煮干し系】
ラーメンと鶏胸肉の漬け丼です。
おまかせミニ丼として200円で出しています!すごくジューシーでとても美味しいお肉がコクがある醤油ラーメンにマッチしてとても美味しい!
是非一度、ご賞味ください。#フォロー待ってます #上野 #谷根千#ラーメン #根津 #千駄木 #ももクロ pic.twitter.com/41LcamH9Vc
— 和風拉麵 喜粋 公式アカウント (@kisuistaff) 2017年3月31日
メニュー
塩らーめん 750円
醤油らーめん 750円
うす口醤油らーめん 750円
鶏コクらーめん 850円
麺の大盛 50円
ご飯 100円
肉佃煮ご飯 150円
味玉 100円
肉増し 250円
根津の名店が入谷にもやってきた。オープンは2018年の3月23日。鶏と煮干しの合わせスープが絶品のお店。スッキリとした飲み口ながら鶏の旨味とほんのりと香る煮干しのスープが細麺によく合う。入谷は濃厚系が多いのですっきり系を食べたかったらぜひ。
【住所】東京都台東区北上野2-30-9
【営業時間】11:30~14:30 18:00~21:30 定休日:日曜
【食べログURL】https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131104/13219699/
まとめ
入谷のおすすめのラーメン店を紹介してきた。前述した通り入谷は良いところだ。ダンスホール新世紀やライブハウスなどのイベント系や入谷鬼子母神などの神社仏閣系、もちろん信濃路や鍵屋などの良い感じ居酒屋も軒を連ねる。1日遊べるところなのでぜひ、足を運んでみてほしい。
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