黒い吉野家とは何なのか メニューや全国の店舗を地域別で紹介

底辺飯

牛丼の大手チェーン、吉野家。親しみやすいオレンジ色の看板がトレードマークだが、近頃、黒い看板、黒い外壁の店舗が増えてきているという。外観が異なるのと同時に内装も何だかオシャレ。加えてメニューも他の店舗では提供していない商品を出しているという。吉野家といえば、「うまい、やすい、はやい」がコンセプトでリーズナブルかつ手早く食べられるのが売りだったが、黒い吉野家は他の店舗と一線を画す方向性で展開しているようだ。まずは外観を見てみよう。

スポンサーリンク

まさに「黒い吉野家」

何だか洗練された牛のロゴマークに黒塗りの外観。見るからに今までの吉野家とは異なる外観だ。内装も見てみよう。

 

店舗によっても異なるだろうがレストランやカフェを思わせるような作り。吉野家にソファとは驚きだ。しかもこんなものまで。

 

吉野家にドリンクバーと充電のためのコンセントまで

 

 

 

店舗によっても違うだろうが、レストランやカフェを思わせるような作り。吉野家にソファとは驚きだ。パソコンやスマートフォンなどの電子機器を充電できるコンセントやドリンクバーまで設置しているのは「長居歓迎」といった姿勢にも思える。腰を屈めながら牛丼を一気にかきこむというスタイルが、ここでは何だか浮いてしまいそうな勢いだ。

 

しかし、なぜこのようないわゆる黒い吉野家の店舗が増えつつあるのだろうか。それは、吉野家ホールディングスが、現在を種まき期間と定め、新しいビジネスモデルの創造を目指しているからだという。「第61期第2四半期報告書」(平成29年3月1日~平成29年8月31日)に、その旨が詳しく書いてある。お暇かつ吉野家フリークの方はぜひご覧になって欲しい。

 

要所だけ抜き出すと、「3ヶ年中期計画の2年めを迎えた第61期は、引き続き将来に向けた種まきとしての『TRY』を積極的に進めていく」、「次世代店舗フォーマットの開発については、『吉野家恵比寿駅前店』などの都内実験店舗を通じて、テイクアウト販売の大幅な伸びや女性客、若年層の増加といった成果を得ており、当期から地方にも実験店舗を拡大しています」といったところだろうか。つまり、巷で噂になっている「黒い吉野家」は、これまで吉野家を利用していなかった女性客などを取り込むための新たなチャレンジ。現段階では、「次世代店舗フォーマット」あるいは「実験店舗」のため、公式HPやTwitterでは、その詳細が出ていないというわけだ。事実、女性客や若年層が増加しているというし、これから、特に地方店ではファミリー層の増加も期待できるのではないだろうか。

 

さて、そういった経営計画うんぬんはしばし置いておいて、黒い吉野家ではどんなメニューを提供しているのか見ていこう。

 

黒い吉野家のメニュー

 

 

 

 

 

 

黒い吉野家の特徴は店内にフライヤーが設置されているため、「から揚げ丼」や「ソースかつ丼」といった揚げ物系のメニューが食べられるという点だ。さらに、店舗・期間限定で「チーズカルボ牛丼」や「アジフライ丼」といった限定新メニューも積極的に展開している。

 

詳細なメニューが知りたいという方向けにメニュー一覧を記載しておく。が、店舗や期間によってメニューが異なる(特に「ガーリックバターから揚げ丼」などの期間限定品やドリンク・デザートの種類、定食、鍋膳系など)ので、どうしてもこれが食べたい! というメニューがある場合は事前に確認してから行くことをおすすめする。

 

【丼】
牛丼 380円
ねぎ玉牛丼 480円
チーズ牛丼 480円
牛たま丼 550円
牛カルビ丼 580円
豚丼 330円
サラシア牛丼 480円

【揚げ物】
ソースかつ丼(ロース)490円
から揚げ丼 490円
から牛 550円
タルタルから揚げ丼 550円
からたま丼 580円
ロースカツ黒カレー 650円
ガーリックバターから揚げ丼 550円
ガーリックバターから揚げ定食 650円

【鰻重】
鰻重 一枚盛 750円
鰻重 二枚盛 1150円
鰻重 三昧盛 1650円

【黒カレー】
牛黒カレー 550円
カルビ黒カレー 600円
チーズ黒カレー 450円
半熟玉子黒カレー 420円
から揚げ黒カレー 650円
ロースかつ黒カレー 650円

【鍋膳】
牛すき鍋膳 650円
鬼辛豚チゲ鍋膳 680円

【定食】
牛カルビ定食 650円
ローツかつ定食 590円
から揚げ定食 590円
牛鮭定食 580円
豚鮭定食 530円
ローツかつ定食 590円
から揚げ定食 590円
から揚げ牛皿定食 650円
タルタルから揚げ定食 650円

【夜定食】
肩ロース豚生姜焼定食 680円
かつとじ定食 680円

【セット】
牛丼Aセット並 510円
ガーリックバターから揚げ丼Bセット並 680円
牛カルビ丼Cセット並 710円
生野菜サラダ・ドリンクバーセット 220円

【ドリンクバー】(おかわり自由) 150円
ホットコーヒー・ホットカフェモカ・ホットココア・アイスコーヒー・アイスカフェモカ・アイスココアなど

【デザート】 
バニラアイス 100円
チョコアイス 100円
ストロベリーショートケーキ 100円
チョコレートケーキ 100円
レアチーズケーキ 100円

 

以上の他にもお子様メニューがあるところもある。黒い吉野家限定のメニューが食べたいという人は、揚げ物系メニューか卵とじではなく甘辛く煮られた玉子がご飯の上に敷かれた「牛たま丼」などを食べてみてはどうだろうか。ちなみに揚げ物系は10時から24時までなど、提供時間を限っている場合もあるので注意しよう。

 

黒い吉野家の店舗(2018年2月末時点で15店舗以上)

吉野家秋葉原店が2017年の2月22日から、店舗改装で黒い吉野家にリニューアルオープンしたことでちょっとした話題になったが、現在では多くの店舗が改装し、黒い吉野家へと生まれ変わっている。2018年2月末時点では関東では東京の他に埼玉、千葉、神奈川など、関西では大阪や福岡などにも黒い吉野家の店舗がある。地域別で紹介する。

 

【東京都】

秋葉原店 

・住所 東京都千代田区神田松永町10番地

・電話番号 03-5298-7530

・営業時間 5:00~翌2:00

 

恵比寿駅前店

・住所 東京都渋谷区恵比寿西1-9-6

・電話番号 03-5457-7441

・営業時間 24時間

 

大井町西口店

・住所 東京都品川区大井1-1-16

・電話番号 03-5743-3667

・営業時間 8:00~23:00

 

大山駅前店

・住所 東京都板橋区大山町4-6

・電話番号 03-5986-1430

・営業時間 8:00~23:00

 

赤坂三丁目店

・住所 東京都港区赤坂三丁目12番11号

・電話番号 03-3560-7258

・営業時間 4:00~翌2:00

※2018年2月17日リニューアルオープン

 

【埼玉県】

川口柳崎店

・住所 埼玉県川口市柳崎3-9-2

・電話番号 048-264-1320

・営業時間 7:00~24:00

 

川口上青木店

・住所 埼玉県川口市上青木1-5-6

・電話番号 048-240-3885

・営業時間 7:00~24:00

 

【千葉県】

柏東口店

・住所 千葉県柏市柏1-5-19

・電話番号 04-7160-3677

・営業時間 24時間

 

【神奈川県】

イセザキモール店

・住所 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1-2-5

・電話番号 045-260-0061

・営業時間 8:00~22:00

 

【宮城県】

4号線仙台山の寺店

・住所 宮城県仙台市泉区山の寺1-109-1

・電話番号 022-771-8050

・営業時間 24時間

 

仙台広瀬通り店

・住所 宮城県仙台市青葉区本町2-1-8第一広瀬ビル1F

・電話番号 022-714-8825

・営業時間 6時~翌1時

 

【愛知県】

栄生店

・住所 愛知県名古屋市西区栄生1丁目32番16号

・電話番号 052-533-1667

・営業時間 7:00~24:00

 

塩釜口店

・住所 愛知県名古屋市天白区塩釜口1-832

・電話番号 052-839-1609

・営業時間 7:30~23:00

 

【大阪府】

鴻池新田店

・住所 大阪府東大阪市中鴻池町2-1-7

・電話番号 06-6748-8078

・営業時間 24時間

 

阿波座店

・住所 大阪市西区阿波座1-13-11

・電話番号 06-6578-2852

・営業時間 24時間

 

【福岡県】

天神サザン通り

・住所 福岡県福岡市中央区天神2-6-32パルスビル

・電話番号 092-739-9811

・営業時間 24時間

 

【香川県】

浜街道宇多津

・住所 香川県綾歌郡宇多津町浜二番丁20-17

・電話番号 0877-56-7781

・営業時間 24時間

 

2018年2月20日時点で確認出来たのは全国で17店舗。東京が最も多く5店舗が存在している。今後も黒い吉野家のお店は増えていくだろう。吉野家が改装に入ったら、お?と思って見てみるといいかもしれない。なお、最新版の店舗一覧は「黒い吉野家の店舗一覧。場所や電話番号など。都内を中心に拡大中」で更新中なので、時間のあるときにでもチェックしてみてほしい。

 

まとめ

レア店である黒い吉野家のメニューや店舗を紹介してきた。ちなみに、青い吉野家と呼ばれている「そば処吉野家」(こちらは公式HPでメニューや店舗を確認できる)も存在している。今後も、赤、黄、紫などと増えていくのだろうか。いずれにせよ、一消費者としては吉野家の色々な店舗が増えていくのは何だか楽しい。次はどんな店舗が誕生するのだろうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました