お金持ちほど税率が下がる?850万円超の会社員よりも1億円以上を見直すべき?

年収850万円超の会社員は増税が決まりました。給与所得控除が10万円縮小し、年収850万円以上で控除を頭打ちにするというのが閣議決定し、納税額が増えるというわけです。西村博之氏が取り上げたことで話題にもなりました。

「頑張れば頑張るほど税金が増えるっておかしいやん!」って感じでもありますが、税金には富の再分配という考え方があるんですね。誰か一人がめっちゃ幸せになるんじゃなくて、なるべくみんなに幸せになってもらおうという考えで、その典型的な税体系がこの累進課税(収入が多い人は税率も上げるよというもの)や相続税といったものになります。

そうなれば当然、850万円なんて言わず、もっともっと多い、例えば年収が1億円以上の人なんて、さぞかし高い税率になっているんだろうな~と思いきや、これがそうでもないんですね。

https://www.minshin.or.jp/download/32385.pdf

これは所得と税率をグラフにしたもので、年間所得が1億円までは累進課税で税率が高くなっていますが、それ以降、つまり1億円以上の所得がある人達は逆に税率が下がっています。

そもそも1億円以上稼ぐのってサラリーマンをやっていたら稼げないわけで、1億円以上の人の中には株や不動産を売買して収入を得ている人が少なからずいるわけです。で、この株とか不動産を売買して得た所得は分離課税になっていて、他の所得よりも税金が優遇されているんですね。それが、1億円以上稼いでいる人の税率が下がっている理由の一つになるわけです。

富の再分配を考えるのであれば、850万円以上のサラリーマンを締め上げるよりも、1億円以上のところから手入れしていった方が良いのでは? と思うのは私だけでしょうか……。

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