【決定版】NARUTO-ナルト-最強キャラランキングTOP50

世界累計発行部数2億5000万部を超える伝説的忍者漫画『NARUTO-ナルト-』。

「結局、誰が一番強いのか?」

この永遠のテーマに対し、本記事では術の威力、チャクラ量、知能、そして作中での実績を科学的・歴史的な視点から徹底分析。単なる戦闘力の比較にとどまらず、相性や精神性までを考慮した決定版の強さランキングをお届けします。

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ランキング選定の基準

本ランキングの作成にあたり、以下の要素を総合的に評価しました。

  1. 全盛期の能力: キャラクターが作中で発揮した最大戦力(『BORUTO』での成長も含む)を基準とする。
  2. 個の力: 基本的には1対1の戦闘を想定。ただし、傀儡や召喚獣など自身の術体系に含まれる戦力は「個の力」とみなす。
  3. 実績と設定の整合性: 公式データブックの数値に加え、実際の劇中での勝敗や描写の整合性を重視する。

【50位〜41位】里を背負う上忍・特殊能力者たち

まずは、各里のエリート上忍クラス、および特殊な血継限界を持つ実力者たちのランクインです。

【50位】桃地再不斬

霧隠れの鬼人として恐れられた忍刀七人衆の一人。断刀・首斬り包丁を操り、視界ゼロの濃霧の中で音だけで敵を殺める「無音殺人術(サイレントキリング)」の達人です。序盤の敵でありながら、その実力はカカシを追い詰めるほど。穢土転生後の戦いでは、カカシやガイといった作中屈指の実力者たちと渡り合うタフネスを見せつけました。

【49位】白(ハク)

再不斬の相棒であり、氷遁の血継限界を持つ少年。**光速移動に近いと言われる「魔鏡氷晶」**は、当時のサスケの写輪眼でも捉えきれない速度を誇りました。公式設定でも「潜在能力は再不斬を凌ぐ」とされており、もし彼が長生きし、戦闘経験を積んでいれば、影クラスに到達していた可能性が高い稀有な才能です。

【48位】日向ネジ

木ノ葉の最強氏族・日向一族の天才。360度の視界を持つ白眼と、敵の経絡系を断つ柔拳の使い手です。第四次忍界大戦時点では、上忍として前線指揮を執るほどの実力者でした。**防御不能と言われる「八卦六十四掌」**や、絶対防御の「回天」は、接近戦において無類の強さを誇ります。

【47位】君麻呂

大蛇丸が最も愛した器であり、骨を自在に操る「屍骨脈」の使い手。重病に侵され余命幾ばくもない状態でありながら、暴走する重吾を制圧し、ナルト、リー、我愛羅の三人を相手に圧倒的な戦闘力を見せつけました。**地中から骨の森を出現させる「早蕨の舞」**は、地形を変える規模の絶技であり、万全の状態であれば確実に上位に食い込む実力者です。

【46位】奈良シカマル

木ノ葉の天才軍師。チャクラ量や身体能力自体は平凡ですが、IQ200超えの頭脳と影真似の術を組み合わせた戦術は、格上の敵をも確実に罠に嵌めます。特に「飛段」との戦闘で見せた、準備期間さえあれば不死身の敵さえ単独で葬り去るその手腕は、純粋な戦闘力とは別次元の「強さ」を証明しています。火影補佐として、実質的な木ノ葉のナンバー2と言えるでしょう。

【45位】チヨバア

砂隠れのご意見番であり、伝説の傀儡使い。かつて半蔵と何度も渡り合った実力者です。指一本で傀儡を操る技術に加え、自ら禁術として封印していた**傑作「近松十人衆」**を使役し、一騎当千の働きを見せました。サソリとの死闘で見せた老獪な駆け引きと技術は、まさに達人の領域です。

【44位】ミフネ

鉄の国の侍大将。忍ではありませんが、印を結ぶ隙を与えずに斬り伏せる「居合斬り」の神速は、多くの忍術使いにとって天敵となり得ます。伝説の半蔵との再戦において、信念の強さと剣技で勝利を収めた事実は、彼の精神力と技術が影クラスに匹敵することを証明しています。

【43位】黒ツチ

第四次忍界大戦での活躍を経て、四代目土影に就任した岩隠れのくノ一。溶遁(セメントや石灰)を操り、敵の動きを封じる拘束術に長けています。『BORUTO』時代では、大筒木キンシを一時的に拘束するなど、五影の名に恥じない体術と忍術のキレを見せています。

【42位】長十郎

霧隠れの六代目水影。かつては気弱な少年でしたが、双刀・ヒラメカレイの解放時には骨を粉砕するほどの破壊力を発揮します。大戦時には黒ゼツを両断し、戦後は水影として里を守護。ヒラメカレイの形状変化による汎用性の高さと、水遁の技量は現役の影として十分な脅威です。

【41位】鬼灯水月

大蛇丸の実験体であり、再不斬の再来と呼ばれる剣術の使い手。特筆すべきは、物理攻撃を無効化する「水化の術」です。雷遁という明確な弱点はあるものの、それを持たない敵にとっては実質的に無敵に近い防御性能を誇ります。尾獣玉を正面から受け止める(多少無理はあったものの)など、タフネスも特筆すべき点です。


【40位〜31位】五影・暁・伝説の忍クラス

ここからは、一国を統べる「影」の称号を持つ者や、S級犯罪組織「暁」のメンバーが登場します。戦術核兵器並みの破壊力を持つ忍たちがひしめき合っています。

【40位】黄ツチ

岩隠れのエリート上忍にして、土影オオノキの息子。派手さはありませんが、外道魔像の動きを止めた「土遁・山土の術」など、規格外のスケールの土遁を行使します。単純な力比べであれば、作中の忍の中でもトップクラスの怪力を誇り、影クラスに匹敵する実力者です。

【39位】飛段

「暁」のメンバーであり、ジャシン教の狂信者。相手の血を摂取することで、自身の受けた傷を相手に共有させる呪術を用います。自身は不死身であるため、この術が決まれば勝利は確定します。知能や体術のバリエーションに難はありますが、「初見殺し」としての性能は作中最強クラス。情報を知らなければ、カカシクラスの忍でも死に至る危険性があります。

【38位】羅砂(四代目風影)

我愛羅の父親であり、砂金の磁遁を操る実力者。砂漠において圧倒的な有利を持つ守鶴(一尾)の暴走を、重たい砂金を使うことで何度も鎮圧してきました。大蛇丸の不意打ちにより命を落としましたが、尾獣を単独で制圧できる能力は、風影としての強さを十分に裏付けています。

【37位】小南(コナン)

「暁」の紅一点。体を無数の紙に変化させる「式紙の舞」を使用します。物理攻撃が無効であり、起爆札を混ぜた攻撃は広範囲かつ高火力。特筆すべきは、トビ(オビト)を殺害するために準備した**「6000億枚の起爆札」**です。この準備力と執念は、時空間忍術の使い手さえも死の淵に追いやりました。

【36位】ダルイ

雷遁と水遁、そして血継限界の「嵐遁」を操る雲隠れの上忍で、後に五代目雷影となります。三代目雷影の唯一の技「黒斑(ブラックパンサー)」を受け継ぎ、金角・銀角兄弟との戦いでも冷静な判断力で勝利しました。忍術の威力、剣術、判断力のバランスが極めて高い、完成された忍です。

【35位】照美メイ(五代目水影)

「溶遁」と「沸遁」という二つの血継限界を持つ稀有な忍。酸の霧でサスケの須佐能乎(スサノオ)を溶かし、マダラ戦では広範囲の水遁で火遁を相殺するなど、高火力かつ防御不可能な攻撃手段を複数持っています。閉鎖空間での戦闘において、彼女の右に出る者は少ないでしょう。

【34位】志村ダンゾウ

木ノ葉の闇を背負う「根」の指導者。右腕に移植した大量の写輪眼による禁術「イザナギ」で現実を書き換え、最強の幻術「別天神(コトアマツカミ)」を行使します。サスケとの戦いでは敗れましたが、何度死んでも蘇る不気味さと、一撃必殺の封印術を併せ持ち、対峙した相手に極度の消耗を強いる難敵です。

【33位】半蔵

かつて「山椒魚の半蔵」として世界に名を轟かせた雨隠れの長。若き日の自来也、大蛇丸、綱手の三人を同時に相手取り、圧倒した上で「伝説の三忍」の名を与えた張本人です。体内から発する猛毒と鎖鎌の技術は頂点に達しており、忍の歴史における一つの到達点と言える存在でしたが、晩年は信念を失い弱体化してしまいました。ここでは全盛期の実力を評価してのランクインです。

【32位】デイダラ

「暁」のメンバーで、爆発を芸術と呼ぶテロリスト。起爆粘土を使った攻撃は、ミクロ単位の爆弾から、里一つを消し飛ばす「C3」、そして自爆による半径10kmを消滅させる「C0」まで多岐にわたります。風影となった我愛羅を単独で捕獲し、サスケをも死の淵まで追い詰めた戦術的知能と火力の高さは、まさにS級犯罪者にふさわしい脅威です。

【31位】サソリ

「赤砂のサソリ」の異名を持つ、「暁」の傀儡師。歴代最強と言われた三代目風影を殺害して人傀儡にし、自身も心臓以外を傀儡化することで老いと苦痛を超越しています。**「赤秘技・百機の操演」**により、一人で国を落とすことが可能。デイダラが「旦那の方が強い」と認める発言をしていることや、物理的な急所がほぼ存在しない点から、傀儡師の頂点としてこの順位に位置付けました。


【10位〜4位】神の領域へ至る者たち

まずは、忍の始祖に近い力を手に入れた者や、努力と才能の果てに神速・最強へ到達した者たちです。

【10位】千手柱間

「忍の神」と称えられた初代火影。木遁忍術を操り、尾獣さえもペットのように従える理不尽なまでのチャクラ量を誇ります。
その実力は、永遠の万華鏡写輪眼を持つマダラと九尾(クラマ)のタッグを、仙術と「真数千手」によって単独で制圧するほど。死後数十年が経過してもなお、彼の細胞(柱間細胞)が物語のパワーバランスの中心にあり続けたことこそが、彼が**全ての忍の「基準点」にして「頂点」**であったことの証明です。

【9位】ハムラ(大筒木ハムラ)

六道仙人ハゴロモの双子の弟であり、日向一族の始祖。
作中での戦闘描写は少ないものの、かつて兄ハゴロモと共に、暴走した十尾(カグヤ)と数ヶ月に渡り戦い続け、封印したという歴史的事実がその強さを裏付けています。六道仙人と同等のチャクラと血統を持ち、世界を救ったもう一人の英雄として、この順位は揺るぎません。

【8位】マイト・ガイ

「木ノ葉の気高き碧い猛獣」。忍術も幻術も使えない男が、体術のみで神の領域に届いた奇跡の忍です。
八門遁甲の陣・死門を開いた「夜ガイ」は、空間を歪めるほどの速度と破壊力を生み出し、六道の力を得たマダラをして「体術においてお前の右に出る者はいない」と言わしめました。命と引き換えの一時的な力ではありますが、その瞬間最大風速は五影さえ遥かに凌駕する最強の物理攻撃です。

【7位】はたけカカシ(両目写輪眼)

親友オビトから託された「両目の万華鏡写輪眼」と「六道のチャクラ」を得た、カカシの最強形態。
完成体須佐能乎(スサノオ)を行使できるだけでなく、触れたものを異空間へ送る神威の効果を攻撃に乗せた「神威雷切」や「神威手裏剣」は、防御不能かつ回避不能。一時的な形態ではありますが、この状態のカカシは攻撃力、防御力、速度の全てにおいて作中屈指の「無敵」性能を誇りました。

【6位】うちはオビト(十尾人柱力)

第四次忍界大戦の黒幕の一人であり、十尾を取り込み「第二の六道仙人」となった姿。
全ての忍術を無効化する「陰陽遁」を操り、触れるだけで相手を消滅させる「求道玉」を背負います。その強さは、歴代火影4人が束になっても敵わないほど。精神的な脆さが敗因となりましたが、単独の戦闘能力としては、忍の歴史を塗り替える絶望的な強さを持っていました。

【5位】うちはサスケ

六道仙人の長男・インドラの転生者であり、左手に「輪廻眼」を開眼した最強のうちは。
固有の瞳術「天手力(アメノテジカラ)」による瞬時の空間入れ替えは、高度な戦術眼と組み合わさり回避不可能な連携を生み出します。終末の谷でのナルトとの最終決戦では、全尾獣のチャクラを須佐能乎に統合した**「インドラの矢」**を放ちました。その火力は一撃で天変地異を引き起こすレベルであり、技のキレと殺傷能力においては並ぶ者がいません。

【4位】うずまきナルト

六道仙人の次男・アシュラの転生者であり、九尾の全チャクラと全尾獣のチャクラ、そして六道仙術を併せ持つ「予言の子」。
求道玉による攻防、影分身による戦術の多様性、そして大地から無尽蔵に自然エネルギーを集める「阿修羅・クラマモード」など、スタミナと火力は底なしです。サスケとの最大の相違点は、他者との繋がりを力に変える「和」の力。個の強さだけでなく、戦況全体を覆す太陽のような存在感を含め、主人公として堂々のランクインです。


【3位〜1位】神話の怪物たち

TOP3は、もはや忍術の理(ことわり)を超越した、次元の違う存在です。

【3位】うちはマダラ(六道)

うちは一族最強の男が、穢土転生、輪廻転生を経て、十尾の人柱力となり、さらに両目の輪廻眼と額の「輪廻写輪眼」を揃えた完全体。
ナルトとサスケが六道の力を得た後も、一人で彼ら(+サクラ、カカシ)を相手に優位に立ち回りました。「無限月読」を発動し、世界中の生物を神樹に取り込むなど、そのチャクラ量と術の規模は常軌を逸しています。黒ゼツによる不意打ちがなければ、正攻法では倒す手段が存在しなかったかもしれない、最強の「ラスボス」候補です。

【2位】大筒木ハゴロモ(六道仙人)

全ての忍の始祖であり、忍宗の開祖。
かつて母親であるカグヤを封印し、十尾のチャクラを9つの尾獣に分割して世界を救いました。死してなおチャクラの精神体として現世に漂い、ナルトとサスケに力を分け与えることができる超越者です。彼自身の戦闘描写は多くありませんが、「イザナギ」の原型となる創造の術を操り、月を作り出したその御業は、まさに神そのものです。

【1位】大筒木カグヤ

チャクラの始祖であり、全ての源流にして、本作のラスボス。
「卯の女神」と呼ばれ、白眼、写輪眼、輪廻眼の三大瞳術全ての力を内包しています。溶岩、氷、超重力、酸の海など、自身が支配する異空間へ瞬時に世界を書き換える「天之御中(アメノミナカ)」は、チャクラの概念を超えた神の力。
さらに、触れただけで相手を塵にする「共殺の灰骨」や、膨大なチャクラで時空ごと消滅させる「膨張求道玉」など、全ての攻撃が即死級です。ナルト、サスケ、カカシ、サクラ、オビトが全員で連携し、特殊な封印術を使ってようやく止めることができた、紛れもない最強の存在です。


さいごに

以上、3回にわたり『NARUTO-ナルト-』最強キャラランキングTOP50をお届けしました。

1位の大筒木カグヤから、50位の桃地再不斬に至るまで、全てのキャラクターに独自の信念とドラマがあり、その「強さ」の形も様々でした。
単純な破壊力だけでなく、知能、相性、そして「火の意志」のような精神性が勝敗を分ける点こそが、この作品が長年愛され続ける理由でしょう。

このランキングが、皆様が『NARUTO』の名場面を振り返り、再び作品を楽しむきっかけとなれば幸いです。

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