土日祝を自動除外!NETWORKDAYS関数で営業日を正確に計算する術

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Excelで「土日や祝日を除いた正確な稼働日数」を算出するには、NETWORKDAYS(ネットワーク・デイズ)関数、または週末の曜日を自由に変更できるNETWORKDAYS.INTL(ネットワーク・デイズ・インターナショナル)関数を使用するのが最適解である。具体的には、=NETWORKDAYS(開始日, 終了日, [祝日]) の形式で数式を入力するだけで、カレンダーを確認する手間なく、一瞬で正確な営業日数を導き出すことが可能だ。

プロジェクトの納期管理や給与計算、あるいは有給休暇の消化日数計算において、手作業による日数のカウントは誤りの元となる。特に2026年は、5月のゴールデンウィークが振替休日を含めて5連休となるほか、9月のシルバーウィークでは「敬老の日」と「秋分の日」に挟まれた平日が「国民の休日」となるなど、年によって変動する祝日の正確な把握が不可欠だ。本稿では、2026年現在の最新仕様に基づき、これらの関数を使い分ける具体的な手順を詳説する。

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1. 準備:2026年(令和8年)の祝日リストを作成する

NETWORKDAYS関数を正しく機能させるための最も重要なステップは、「祝日リスト」を別途用意することである。Excel自体は「何月何日が日本の祝日か」という情報を内部に持っていないため、ユーザーが明示的に日付を指定する必要がある。

2026年(令和8年)の祝日・休日データ一覧

以下の日付をExcelの任意の列(例:E列)に入力し、範囲に「祝日2026」といった名前をつけておくと管理が容易になる。2026年2月23日の天皇誕生日は月曜日のため、翌日の振替休日は発生しない点に注意が必要だ。

  • 2026/01/01(元日)
  • 2026/01/12(成人の日)
  • 2026/02/11(建国記念の日)
  • 2026/02/23(天皇誕生日)
  • 2026/03/20(春分の日)
  • 2026/04/29(昭和の日)
  • 2026/05/03(憲法記念日)
  • 2026/05/04(みどりの日)
  • 2026/05/05(こどもの日)
  • 2026/05/06(振替休日) ※憲法記念日の振替
  • 2026/07/20(海の日)
  • 2026/08/11(山の日)
  • 2026/09/21(敬老の日)
  • 2026/09/22(国民の休日) ※祝日に挟まれた平日
  • 2026/09/23(秋分の日)
  • 2026/10/12(スポーツの日)
  • 2026/11/03(文化の日)
  • 2026/11/23(勤労感謝の日)

2. 基本:NETWORKDAYS関数で土日・祝日を除外する手順

標準的な「土日休み」の環境であれば、以下の手順で計算を行う。この関数は、開始日と終了日の両当日を含めて計算するのが仕様である。

  1. 開始日と終了日の入力: セルA2に開始日(例:2026/05/01)、セルB2に終了日(例:2026/05/31)を入力する。
  2. 祝日リストの参照: セルE2:E19に上記「2026年の祝日」を入力しておく。
  3. 関数の入力: 結果を表示したいセル(例:C2)に以下の数式を入力する。
    =NETWORKDAYS(A2, B2, $E$2:$E$19)

    ※オートフィルでコピーする場合は、祝日範囲をF4キーで絶対参照($)に固定することを忘れないように。
  4. 結果の確認: 2026年5月の場合、土日および5月4日・5日・6日の連休が自動的に差し引かれ、正確な営業日数が算出される。

3. 応用:NETWORKDAYS.INTL関数で特殊な休日設定に対応する

「月曜が定休日」「土曜日も稼働日」といったケースでは、NETWORKDAYS.INTL(インターナショナル)関数を使用する。これはMicrosoft 365、Excel 2024、2021等の現行バージョンで標準利用できる非常に強力な関数だ。

関数の構文

=NETWORKDAYS.INTL(開始日, 終了日, [週末], [祝日])

週末番号および文字列による指定方法

第3引数の「週末」には、以下の数値を指定、または「0と1の文字列」を入力することで休日パターンを自由に変更できる。

  • 1(または省略):土曜日と日曜日
  • 11:日曜日のみ(週休1日制)
  • 17:土曜日のみ
  • “0000011”:文字列による指定。左から「月・火・水・木・金・土・日」の順で並び、1が休日、0が稼働日を指す。例えば、水曜日のみ休みの場合は"0010000"、火・木休みの場合は"0101000"と記述する。

4. エラー解決策と2026年最新の注意点

数式が正しく動作しない、あるいは意図しない値が返される場合は、以下の項目を検証せよ。

#VALUE! エラーが発生する場合

原因のほとんどは、引数に指定した日付データが「文字列」として認識されていることにある。

解決策: 対象セルを選択し、ショートカット Ctrl + 1 で「セルの書式設定」ダイアログを開き、表示形式を「日付」に変更する。また、数式内で直接日付を指定する場合は、"2026/05/01"のようにダブルクォーテーションで囲むか、DATE(2026,5,1)関数を使用してシリアル値として渡す必要がある。

#NUM! エラーが発生する場合

開始日が終了日より後であってもNETWORKDAYS関数は負の値を返すが、週末番号に無効な数値(例:20など)を入れると#NUM!エラーが発生する。また、Excelが扱える日付範囲(1900年1月1日〜9999年12月31日)を超えている場合も同様だ。

計算結果が「1日」ずれる場合の対処

NETWORKDAYS関数は「初日を算入する」仕様だ。もし「翌営業日から起算したい」のであれば、数式を =NETWORKDAYS(A2+1, B2, 祝日) と修正することで、実務上の運用に合わせることができる。

5. 実務効率化Tips:テーブル機能と名前の定義

複数のシートで計算を行う場合、祝日リストを「テーブル」化(Ctrl + T)し、名前を付けて管理することを推奨する。

例えば、祝日範囲を「祝日2026」と定義すれば、数式は =NETWORKDAYS(A2, B2, 祝日2026) となり、可読性が向上するだけでなく、リストに日付を追加した際も参照範囲が自動で拡張されるため、メンテナンスコストを最小限に抑えられる。

Excelで大規模なスケジュール管理や複雑な関数計算を行う際、PCのスペック不足による動作の遅延は致命的なストレスとなる。最新のMicrosoft 365環境で大量の再計算をスムーズに行うためには、適切なハードウェア構成が不可欠だ。もし現在のPCでExcelの動作が重いと感じているなら、高品質な中古PCショップ「Qualit(クオリット)」での買い替えを検討してはいかがだろうか。プロによる厳しい検査をクリアした法人向けリフレッシュPCが手頃な価格で手に入り、日々の業務効率を劇的に改善できるはずだ。

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実務で差がつく!営業日計算を自動化・高度化するテクニックまとめ

結論として、2026年度のプロジェクト管理において営業日数を正確に出す最短ルートは、「祝日リストのテーブル化」「NETWORKDAYS.INTL関数の習得」に集約される。単なる土日除外から一歩進み、会社独自の夏季休暇や創立記念日を祝日リストに加えることで、より実態に即した工数管理が可能となる。

1. 2026年特有の連休・国民の休日への対応

2026年は、9月21日(敬老の日)と9月23日(秋分の日)に挟まれた9月22日(火曜日)が「国民の休日」となる。これは祝日法に基づく自動的な休日であり、これをリストから漏らすと、シルバーウィーク期間中の稼働日数が1日多く計算されてしまう。祝日リストを作成する際は、必ずカレンダーと照らし合わせ、振替休日を含めた全18日を確認すること。

2. シフト制・サービス業でのNETWORKDAYS.INTL活用例

例えば、水曜定休の店舗で2026年4月の実働日数を計算する場合、数式は以下のようになる。

=NETWORKDAYS.INTL("2026/04/01", "2026/04/30", "0010000", 祝日リスト)

このように、週末を「文字列」で指定する手法を覚えるだけで、あらゆる業態の稼働計算に対応できるようになる。

3. データ不備を即座に見抜くチェック法

大量のデータからエラーを見つけるには、ISNUMBER関数を併用するのも一手だ。日付セルがシリアル値(数値)として正しく保持されているかを確認することで、#VALUE!エラーの発生源を迅速に特定できる。

ビジネス実務において、納期管理や給与計算、プロジェクトの工数見積もりを行う際、正確な「実働日数」の把握は、クライアントとの信頼関係を築くための基盤である。Excelの関数機能を最大限に引き出し、ヒューマンエラーを排除したデータ作成を心がけてほしい。また、こうした高度な集計作業を支えるのは、安定したPC環境である。横河レンタ・リースが運営する高品質中古PCショップ「Qualit(クオリット)」では、厳しい検査基準をクリアした法人向けPCが、12ヶ月の長期保証付きで提供されている。高性能な機材を導入し、データに基づいた迅速な意思決定を実現しよう。

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まとめ

本稿では、土日祝日を自動除外して正確な営業日数を計算するNETWORKDAYS関数の運用術を解説した。以下の3点を今日から実行し、業務の精度を高めていただきたい。

  • 2026年最新の祝日リスト(全18日)を整備し、メンテナンス性の高い「テーブル」として管理すること。
  • 特殊な休日設定には、週末コードや文字列指定が可能なNETWORKDAYS.INTL関数を活用すること。
  • セルの書式設定や絶対参照($)を正しく使い、エラーの出にくいシート構造を構築すること。

正確な数値計算は、プロフェッショナルな仕事の第一歩である。ツールの機能を習熟し、より付加価値の高い業務に時間を割ける環境を整えていこう。


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